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ef-a tale of memories[06]
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在童话时代的朦胧微光中,有一位老人和一只兔子,他们边听着报恩鸟。
那...
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- 在童话时代的朦胧微光中,有一位老人和一只兔子,他们边听着报恩鸟。
那微弱的振翅之音,边静静的悲叹着老人的妻子的死亡。
在远方发出沉郁之音的是那永远不会消失的通往鬼岛的海浪声。
在埋葬老人妻子的土地上,没有开花的樱花树将它那纤细的青铜枝朝向天空。
在树的上空,呈现着半透明的黎明之光,甚至连一丝微风也没有。
不久,兔子一边安慰老人,一边抬起前脚指向了海上的两艘船。
老人台起那满是泪痕的面容点了点头。
在童话时代的朦胧微光中,有一位老人和一只兔子,他们在没有盛开的樱花树下,边相互安慰,边无力的相互道别。
老人蹲在那里哭泣。兔子一边反复回首张望,一边向船走去。
天空上回响这报恩鸟的振翅之音,半透明的黎明之光也不知何时渐渐消散。
在黑色的船上,一只狸从五月开始倾听着海浪的声音。它是否打算去偷龙宫的灯油。又或者,是否是在嫉妒那居于水中的鱼的恋情。
出自芥川龍之介的「かちかち山」
原文如下:
童話時代のうす明りの中に、一人の老人と一頭の兎(うさぎ)とは、舌切雀(したきりすずめ)のかすかな羽音を聞きながら、しづかに老人の妻の死をなげいてゐる。とほくに懶(ものう)い響を立ててゐるのは、鬼ヶ島へ通(かよ)ふ夢の海の、永久にくづれる事のない波であらう。
老人の妻の屍骸(しがい)を埋めた土の上には、花のない桜の木が、ほそい青銅の枝を、細(こまか)く空にのばしてゐる。その木の上の空には、あけ方の半透明な光が漂(ただよ)つて、吐息(といき)ほどの風さへない。
やがて、兎は老人をいたわりながら、前足をあげて、海辺につないである二艘(にさう)の舟を指さした。舟の一つは白く、一つは墨をなすつたやうに黒い。
老人は、涙にぬれた顔をあげて、頷(うなづ)いた。
童話時代のうす明りの中に、一人の老人と一頭の兎とは、花のない桜の木の下に、互に互をなぐさめながら、力なく別れをつげた。老人は、蹲(うづくま)つたまま泣いてゐる。兎は何度も後をふりむきながら、舟の方へ歩いてゆく。その空には、舌切雀のかすかな羽音がして、あけ方の半透明な光も、何時か少しづつひろがつて来た。
黒い舟の上には、さつきから、一頭の狸(たぬき)が、ぢつと波の音を聞いてゐる。これは龍宮の燈火(ともしび)の油をぬすむつもりであらうか。或は又、水の中に住む赤魚(あかめ)の恋を妬(ねた)んででもゐるのであらうか。
芥川龍之介「かちかち山」
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